おっちょこちょいには厳しい欧米の住宅事情
日本とフランスの違いを色々と紹介するこのブログですが、アパートに関してはそこまで大きな違いはないと思います。
日本でもアパートは基本欧米式の作りですし、家が和風の人でもホテルで洋風の部屋にそれなりに慣れ親しんでいます。
でも、実は一つ、大きな違いに気づきました。それは、床です。
日本の場合、最近の家ならフローリングが多いし、そうでなくても畳か板間か絨毯といったとこでしょう。
一方、こっちの家の床は固い石(タイル?)でできています。
こっちの人は家の中でも靴を履いてますし(私は完全土足厳禁にしてますが)、汚れが取れやすくて掃除がしやすいメリットが大きいのでしょう。
私も最初はそこまでデメリットは感じていませんでしたし、夏場はひんやりして気持ちいいなぁと思ったりしていました。
ものを落とすまでは。。。
初めて石の床の怖さを感じたのは、陶器製の小さな箸置きを落とした時でした。
日本でも一度落としたことがあったのですが、モノ自体が軽くて丈夫なので何事もありませんでした。
しかし、石の床にかかると簡単に真っ二つになってしまいました。
かわいい猫の形をしていたので、首を落とされたような感じになってしまって悲しみもひとしおです。
まだこれだけ「形のあるものはいずれかは壊れる」とあきらめもつきますが、次は割とクリティカルなモノを落としてしまいました。
おっちょこちょいなな人のご多分に漏れず、私は携帯をよく落とします。
日本にいたころからしょっちゅう携帯を床に落としたりしてました。
それでも、手帳型のカバーを使っていることもあって、今までは角がちょっとへこむくらいで済んでいました。
しかし、強固な石の床にかかるとそうはいきません。
画像はイメージ図で実際にはもうちょいましですが、ぱりーんといってしまいました。
フランスに来る前に買ったばかりiPhoneが見るも無残な姿に。
しかも、そのあとに今更ながらに画面保護用の分厚いシートを張ったのですが、また落としてそのシートも割れる始末。
今では、家の中でもどきどきしながら携帯をさわってます。
みなさんも、海外に行かれた際は、外でのスリ対策はもちろん、ホテルなど部屋の中でも十分に気を付けてくださいね!